住宅業界向けサイト SDW Presents UP!

Contact Us

緑のある住まい、緑のある暮らしを楽しむ。

碇 友美

緑のある住まいは、私たちの生活をとても豊かにしてくれます。それは心の安らぎや癒しを植物から感じることができるからです。また、住まいに植物がある事で彩りや季節感がうまれ、自然を感じられる空間にもなります。住まいの心地よさを考える時、その緑を生活に取り入れることは、とても自然なことなのだと思います。
私たちMIDIRIGUMIでは、専門知識豊富なプランツコーディネーターが草花の植え込みからお庭の設計施工、メンテナンスまでサポートし、緑のある素敵な空間づくりのお手伝いをしています。
今回は緑の取り入れ方、付き合い方を今までの経験をもとにお話しいたします。

 

建物や住まいのちょっとした場所に植物があるだけでも空間は変わります。特に生活動線上の中に植物を取り入れるとよいですね。屋内の切花や観葉植物ならリビングやダイニングテーブルの近くに置きます。屋外の草花や植木なら、目を引く場所にシンボルツリーとして植えたり、アプローチ沿いに草花の鉢植えや花壇があってもいいですね。生活していく中でも植物に目がいきますし、見ることで視覚的にも癒されますが、何より植物の生長や状態を身近に感じる距離がよいですね。
また、お住まいのイメージに合わせ、鉢やレンガなどの資材は素材や色味も合わせると、統一感がとれて洗練された空間をつくることができます。住まいと植物と素材と色味の組み合わせが大切です。

お客様へご提案する植物をどんな組み合わせにするか、あれこれ考えている作業はとても楽しい時間です。そして考えた植物たちを実際に植えて、緑が加わった空間が出来上がる時は本当に嬉しいです。みどりは空間の出来上がりを左右する最後の重要な仕上げなのです。

 

みどりを取り入れる際にもう一つ大事になるのは、植物を置くもしくは植える環境です。必要日照は日向か日陰か、湿気を好むのか乾燥気味を好むかなど、植物によっても性質は異なります。特に屋外の植物は植える場所によっては生育に影響を及ぼすこともあり、少し知識が必要で、どう植えたらいいか悩みますね。
そんなお客様には、一緒に植え込み作業をしてもらったり、レクチャーをして、その後のお手入れをできるようサポートさせていただいています。自分で植えて、植物の特性を理解することで、愛着が湧き手入れもしやすくなります。植物を少しでも知って、楽しくお世話ができるといいですよね。かわいがると植物も応えてくれます。

 

そして植え終われば、そこから水やりやお手入れなどの管理という付き合いがはじまります。ジョーロであげるのか、ホースで上げるのか、剪定するための鋏はどのようなものを使うか、などお手入れのための道具も必要になってきます。

ガーデナーの多くが使っているアルスの剪定鋏やセキスデザインワークスさんのオリジナルヤードリールは機能的にもデザイン的にもお洒落でオススメしたいグッズです。現場に長く携わってきたMIDORIGUMIがお洒落で使い勝手のよいガーデングッズも紹介させていただいています。

植物は生き物です。季節に応じた管理を行えば健全に長く生育してくれます。より良い緑の住環境をつくるために、相手を知って大事に長く付き合っていけるといいですね。緑と共に生きて、育てることや愛でることを楽しむことは、より心を豊かにし、暮らしも豊かにすることに繋がっていくのだと思います。

 

 

https://midorigumi.jp/

Page Top