1991年、フィンランドの海辺の小さな町ヴァーサで我々二人の兄弟が革新的な郵便ポストのアイデアを発表しました。それがBOBI（ボビ）です。郵便ポストの開発と製造専門の小さな同族経営企業の 誕生でした。

当時、銀行に設置する意見箱の製造に携わっていましたが、その郵便ポストも見てみたいという利用者からの声を多くいただきました。そこで業界を調査しその約半年後にはファーストモデルの郵便ポストを販売する運びとなりました。以前から起業したいという夢があったこともあり、このタイミングでボビ社を設立し少しずつ成長してきました。
ご覧の通り既に現行のボビ郵便ポストの形をしています。上部が半円のこのデザインは昔から存在しているものですが、デザイン性と堅牢さを兼ね備えた点が気に入って採用致しました。

銀行で使用されていた意見箱

bobiラッピングカー

ドイツの展示会にて

その後も顧客のニーズ調査やモニタリングを重ね、サイズやカラー展開を行なってきました。また、ときには自分達で配送を行ないながら展示会などに参加し、精力的に国内外に向けてPRを行ないました。その結果、多くの国と地域で取扱いが始まり、今日多くのご家庭に設置いただくこととなりました。

そして2021年、BOBI社は30周年を迎えました。当時と変わらず小さな同族経営企業であり、全てのBOBI社製郵便ポストはここフィンランドで開発・製造されています。
しかしながら、全く変化が無かったわけではありません。当時1つのモデルしかなかった郵便ポストはそのサイズ、機能、色展開により複数の商品が誕生しBOBIコレクションへと成長しました。
現在BOBI社製郵便ポストは、ターゲットを絞った小売店やデザインショップ、オンラインショップを通じ、ヨーロッパや日本、北米で販売されています。

ボビレッド

ボビカーゴ・ブラック

ムーミンボビ

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